住み良いお家と程良い暮らし

家づくりを通して経験した事やシアタールームの使い心地などを綴っています

100インチのスクリーンと11.1chのスピーカー構成 − 我が家のシアタールーム

シアタールーム

 
こんにちは。ごっさんと申します。

前回に引き続きシアタールームの紹介です。今回は我が家のシアタールームの概要をざっと紹介します。

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黒い壁紙に小さな窓 - 真っ暗な専用ルーム

シアタールーム サンゲツ 壁紙 FE−1251 FE-6446
 
側面は黒、天井は暗めのグレーの壁紙にしました。なるべく光を反射しなさそうな壁紙を採用した結果、とにかく暗い部屋になりました。

シアタールームには小さな窓が一つだけ。現場の方は作業するのに大変だったと思います。

事前に説明はしてありましたが、業者さんがピクチャーレールを取り付けに来た時に困っていました。
 
暗すぎる部屋に対して良い印象は無いかもしれませんが、シアタールームとしては正解だったと思います。

建具はダイケンの防音ドア『アドバンス(A)防音タイプ』

ダイケン 防音ドア アドバンス 防音タイプ À01
 
階段を上がって左側へと続く廊下の先に、シアタールームへ繋がるごついドアがあります。

防音ドアなので当然防音性を高める為に高剛性な構造になっています。更に上のグレードもあるけど、ショールームで確認してAタイプを採用しました。
 
叩いた時の音の響きやドアの重さが、2階にある他の部屋のドアと全然違います。さすがは防音ドア!高いだけあります。
 
ドア枠も気密性を高めるための作りになっており、建具下部には隙間ができないように段差(沓摺)があります。

ダイケン 防音ドア アドバンス 防音タイプ À01 ダイケン 防音ドア アドバンス 防音タイプ À01

 
また枠全体に気密パッキンが施工してあり、ドアを閉める際はレバーハンドルが水平になるまで回し切る必要があります。 

ガッチャンとなるまでハンドルを回すことで気密パッキンとドアの間の隙間が無くなり、気密性が確保されます。
 
子どもには十分注意するよう言い聞かせてありますが、ドアは非常に重たく、勢い良く閉めると危険な為、小さなお子さんがいる家庭は要注意です。

ドアを閉めるとそこは静寂の世界

ダイケン 防音ドア アドバンス 防音タイプ À01 ONKYO D−509 シアタールーム
 
シアタールームに入りドアを閉めた状態が上の写真です。照明を点けても写真を撮るには暗い為、写真を補正して明るくしてあります。
 
見にくいですが天井についているのがトップリアスピーカー、中段左側がサラウンドスピーカー、右下がサラウンドバックに使用しているスピーカーです。

  • トップ(フロント/リア)スピーカー:YAMAHA NS-B210

  • サラウンドスピーカー:ONKYO D-509M

  • サラウンドバック:Victor SX-55
     

YAMAHA NS-B210 トップスピーカー
 
トップSPも最初はONKYOのD−509Mを検討しましたが、他のスピーカー程性能に差が出る所ではないと判断し、安価なYAMAHAのスピーカーを4台採用しました。
 
サラウンドSPとして問題なく使用できており、コストダウンにも繋がったので満足のいく買い物です。

ラブリコ 2×4 ONKYO D−509M
 
サラウンド(リア)SPを取り付けてある柱はラブリコと2×4材でDIYしたものです。
 
壁に穴を空けると防音性能が落ちてしまう為、穴を空けずに柱に金具を取り付けています。

BRIWAXのジャコビアンで塗装した柱と黒い壁の組み合わせは中々良い雰囲気になったと思います。

D−509Mは見かけ以上に重たいスピーカーですが、がっしり安定して固定できています。
 
Victor SX-55 ブックシェルフス ピーカー
 
サラウンドバックのVictorのスピーカーは父が若い頃に購入したものです。40年選手ですが今でも元気の良い音を出してくれます。
 
今でもメインで通用するスピーカーだと思っていますので、正直もったいない使い方だとは思っています。

 
視聴席後ろに設置してあるラックとレフト側、天井はこんな感じです。

シアタールーム プロジェクター ラック
 
分電盤と給気/排気口が白い為、その内自分で黒く塗ろうと思っています。

  • プロジェクター:ViewSonic PX727-4K

  • AVアンプ:DENON AVR-X6300H

  • Blu-rayプレーヤー:SONY UBP-X700

  • ラック:WHALEN(コストコ) スチールラック

 
調光調色が可能な照明を使用しています。黒のダクトレールを2本取り付け、照明を後で足したり減らしたり調整できるようにしました。

照明は専用のリモコンで簡単に調光調色の操作が可能です。1〜4のボタンに照明毎やグループの登録が可能なので、前方のみ消灯させて後方は薄暗くするといった事も可能です。
 
 
プロジェクターは思い切って4Kプロジェクターを導入しました。想定外の出費にはなりましたが、4K映像は本当に綺麗です。
 
ラックはコストコで購入したものです。安価の割にしっかりした造りで、強度はバッチリなのでAVラックとして採用してみました。
 
重量が52kgあり振動にも強いですが、持ち運びや組み立てが大変です。誰かに手伝ってもらう事をおすすめします。
 

 

最後に正面です。120インチスクリーンも取り付け可能ですが、100インチを採用しました。色乗りも良く、大迫力の映像を楽しめます。

シアターハウス シアタールーム 100インチ ONKYO D−509
 

テレビを置く予定はないため、電動スクリーンではなく常時設置型のスクリーンを採用しました。
 
できれば張込型スクリーンにしたいところですが、高い。コストを下げるために掛け軸タイプを選びました。
 
吊り下げるポイントを間違えなければ、反りによるスクリーンの歪みは発生しません。とても快適に使用できています。
 
シアタールーム ONKYO D−509
 
何度も視聴した上で、基本的なスピーカー構成はONKYOのD509シリーズで揃えました。
 
期待通りの迫力ある音を出してくれます。ピアノブラックの塗装もかっこよく、同シリーズなので音もまとまっています。
 
シアタールーム ONKYO D−509 NX-B300
 
個人的に満足しているのはセンタースピーカーの高さです。

小型SP用のスタンドを使用して高さを出し、他のSPの高さに近づける事で音の繋がりがより自然となるようにしました。
 

 

今回は我が家のシアタールームの様子や機材関係をザーっと紹介させてもらいました。個人的には中々良い雰囲気だと思っています。
 
次回はシアタールームの設計関係や気をつけた事などについて触れて行きたいと思います。
 
拙い文章で恐縮ですが、本日はここまで。ありがとうございました!