こんにちは。ごっさんです。
前回は吹き抜けのウィンドウトリートメントのコストダウンについて紹介しました。
www.gossans-house.com
今回は吹き抜けリビングの窓と壁についてのお話です。
壁をふかしてラブリコやディアウォールで柱を設置する
ラブリコやディアウォールは天井と床を使って2×4材などで柱をDIYするためのものです。ですが吹き抜けには当然1階の天井がありません。
じゃあどうするか、と考えた結果、2階より上の高さの壁をふかす事にしました。
東側にテレビを設置する予定だったのと、棚などをDIYで取り付けたかったので、壁一面に下地を入れてもらっています。
しかしですね、当時の私はラブリコやディアウォールを使用する選択肢も残したかったんです。新居の壁に穴を空けるのが怖かったんですね。
今の所テレビだけですが、ラブリコを使用してテレビを壁掛けにしています。ラブリコやディアウォールを設置できるようにしたおかげで、東側の壁の自由度が格段に上がりました。
また、東側の壁をふかす際に高窓の設置有無についても検討しました。
吹き抜けリビングの採光に必要な窓の数を考える
吹き抜けの採光って迷いますよね。ネットや雑誌などで調べると大きな窓や縦長の窓を2、3、壁2面に設置してある写真を見かけます。
我が家の最初のプランもリビングの南と東側の2面にW165 ✕ H90のFIX窓が施工される予定でした。
確かに朝日が東側から差し込むのは気持ち良いです。が、我が家は東側の高窓を不採用としました。
理由1 日当たりが良いので南側の高窓と掃き出し窓で採光は充分
※内覧会時の写真です。プロは上手ですね。
我が家の立地や吹き抜けに面した2階の多目的スペースの東側の窓があれば、吹き抜け東側の窓がなくても採光は充分だと判断しました。
南側には庭と道路をがあるため、将来的に日当たりが悪くなる可能性はとても低いです。
また東側は現在空き地となっており、家が建つ可能性があります。せっかく高窓を施工しても窓から見える景色が微妙になる可能性があります。
理由2 夏場・冬場の光熱費を抑える
夏場の朝日による室内温度の上昇を危惧しました。
以前に『高断熱でも猛暑対策は必要』という記事を書きましたが、Low-Eガラスでも断熱性能は壁に劣ります。
www.gossans-house.com
必要な採光は確保し不要な窓を減らすことで、夏場や冬場の光熱費を抑えるというのが二つ目の理由です。
また窓を減らすことでサッシ費用とウィンドウトリートメント費用のコストダウンにも繋がります。
壁に反射する光は美しい
個人的な好みにではありますが、私は壁に反射する光が好きです。外壁なんかは凹凸にできる影を特に意識して選びました。
写真ではわかりにくいですが、南側から入ってきた光が壁に反射している雰囲気がとても良いです。時間や天気による変化がとても楽しいですよ。
反対の西側の壁はこんな感じです。入居直後の写真なので照明の位置が上の写真と異なります。
ちなみに夜の東側の壁はこんな感じです。壁に照明を当てることでふわっとした明るさになります。
照明の向きや位置で印象が変わるので、色々試行錯誤して試しています。
我が家のコンセプトの一つで、必要な採光は確保しつつ、できるだけ壁を増やす事を意識して家づくりに取り組みました。
窓の位置、高さや壁を意識していないと色々と不便な事が起こるかもしれません。それについては後々。
以上、我が家が吹き抜けリビングの壁をふかした理由や採光についての紹介でした。拙い文章ですが最後までお付き合い頂き、ありがとうございます!