こんにちは、ごっさんです。
以前に我が家のシアタールームの概要やプロジェクター、AVアンプ等の機材を紹介させて頂きました。
今回はシアタールームで使用しているスピーカーと配線の紹介です。
ホームシアターはスピーカーから - 自分の好みを知ろう!!
スピーカー選びは楽しいけど、気軽に買えるものではないので悩みますよね。
音も大切ですけど見た目も気になります。当然予算もあるので選り取り見取りという訳にはいきません。
それでもあれこれ見て聞いて、悩んでる時は本当に楽しかったです。
価格comなんかで口コミを見るのも楽しいけど、できれば実店舗で実際に見て試聴した方が良いですよ。
格好良い子たちがいっぱいいますし、出会いもあります。
今では好みの音源をスマホに入れておけばBluetooth接続で試聴できます。気軽に視聴できるのでオススメです。
そんな中、我が家が採用したのはONKYOのD509シリーズ。
同価格帯ではDALIのZENSORやモニターオーディオのBRONZEも好みの音でした。
私はONKYOのD-509が音的にも価格的にも一番しっくりきました。ピアノブラックの見た目も好みです。
ちなみにホームシアターの場合、可能な限り同シリーズで揃えた方が音の繋がりがより自然になります。
メインSPは特に重要ですが、コストを考える場合はセンターやサラウンドのスピーカーの価格も意識した方が良いですよ。
メインSPはD-509E - 素直な中高音と量感のある低音を吐き出すトールボーイ
中高音は癖のないクリアな印象ですが、13cmウーファーを2つ搭載しているので低音の量感が凄いです。
そのため低音の調整がやや難ですが、壁との距離を適切に保つ事で非常にバランスの取れた音になります。
映画視聴時には迫力のあるサウンドで楽しませてくれますし、ピュアオーディオでも中々良い線いっていると思います。
正面から見ると分かりづらいですが、意外と奥行きがあります。
このスピーカーにはスポンジが付属しています。さて、何に使うのかな。
答えはスピーカー後ろにあるバスレフポートにはめ込んで使用する低音調整用スポンジです。
部屋の広さ的に壁際に設置せざるを得ない場合は、スポンジをバスレフポートにはめ込む事で低音の量感を調整できます。
スポンジの角度を調整しながらバスレフポートに突っ込む事で、余分な低音を吸収させるのが目的です。
また、バイワイヤリングにも対応しています。
使用しているAVアンプは11chまで対応していますが、床上7つと天井4つのスピーカーで11chフル使用のため、シングルコードで使用しています。
ジャンパー線の代わりにSPケーブルを加工して、高域と低域のターミナル部を接続しています。
また、真鍮削り出しスパイクも付属しています。
スピーカーの台座下には穴が空いており、4点もしくは3点支持になるように取り付けます。
スピーカー下の強度が高いほうが低音がしまるので、できれば床面の強度アップの為にオーディオボードを使用すると良いです。
でもトールボーイを乗せるとツィーターの位置が高くなりすぎるんですよね、なので現状床置きで使用しています。
私が購入した頃は熟れた価格で購入できました。製造中止なのか新型コロナの影響か、現在は通販での購入は難しそうです。
センターSPはホームシアターのキモ - 堅実な音質だがデカイ D−509C
部屋の広さにもよりますが、センターSPの有無でセリフの聞き取りやすさが全然違います。
音質はクリアでD-509E同様に癖のない中高音と量感を持った低音を吐き出してくれます。
ただね、デカイんですよ。幅500×高さ164×奥行き176mmもあります。
センターSPをラックに収める予定の方はセンターSPのサイズに注意です。我が家のリビングだとD-509Cはちょっと大きすぎるかな。
www.gossans-house.com
センターSPの設置方法は少し工夫してみました。
床に低めのSPスタンドを置いて斜め上に向けて設置している写真をよく見ます。
我が家の場合はハミレックスの小型スピーカー向けスタンド NX-B300を二つ使用しています。
センターSPを高めに設置し、メインSP同様になるべく視聴時の耳の高さに近づけています。
スピーカーの高さを合わせる事により映画視聴時の音の繋がりがより自然なものとなる為、個人的に高めのスタンドをオススメします。
また、付属するスパイクで角度調節する事で、よりクリアな音質で映画を楽します。
コンサート等の音楽系の映像を視聴すると入り込んじゃいますよ。
全域をしっかりカバー - メインでもいける耳触りの良いサウンドのサラウンドSP D-509M
サラウンド(リア)SPとして設置する前に少し音楽を聴いてみましたが、万能選手というか、普通に素晴らしい音質です。
とても素直な音ですし、比較的手の出しやすいお値段なので一度試聴してみて下さい。
センターSPの考え方と同様に、コチラも設置位置を調整しています。
シアタールームの防音性能が落ちる事を危惧し、壁には穴を開けずにラブリコを使用して2 × 4の柱と壁掛け金具を使用して設置しました。
D-509Mもサイズはそれなりに大きく、また重量も3.5kgありますが、ラブリコでDIYした柱は安定しているので倒れてくる心配はなさそうです。
サラウンドバックSPは30cmウーファー搭載のVictor SX-55 - 40年経っても現役です
1977年頃Victorより発売されたもので、私の父親が若い頃に購入したスピーカーです。
昔のSPは現代よりもコストを掛けて製造されていたので、40年以上経った今でも十分な音質です。
とても元気の良いスピーカーなので、メインSPとしても十分満足できます。
愛着があるため新居でも何とか使用したいと思い、サラウンドバックSPとして使用しています。
以外にもD-509シリーズと相性が良いのか、まったく違和感なく映画を視聴しています。
AVアンプ裏のプラグを差し替え、スクリーン側で視聴することで、いつでも素敵なステレオサウンドを楽しめます。
価格は安価でも大活躍 - トップSPはYAMAHA NS-B210
とても安いSPですが、8cmアルミコーン型フルレンジを2つ搭載してる為トップSPとして十分機能しています。
また、サイズがコンパクトなので圧迫感を感じません。
最初はサラウンドSP同様にD-509MかPioneerのS-CN-LRを検討していました。
ですがトップSPは他のスピーカー程こだわる必要は無いと判断し、安価なNS-B210を選択しました。
ちなみに私はスピーカーをぶら下げるのに憧れていたので、流行りの天井埋込スピーカーは検討対象外でした。
埃が積もらないのは良いなと思いますが、やはり防音性能が落ちるのではという不安もあります。
使用している天吊り取付金具もお安いやつですが、全く問題ありません。
パワフルな重低音 - 調整必須のサブウーファー SL-D501
調整なしのMAXパワーだと大変なことになるので、AVアンプの自動音場補正で調整して使用しています。
D-509Eだけでも低音は十分でますが、やはりサブウーファーがあると迫力が段違いです。
音も作りもしっかりしています。が、デカイ。まぁ最初からわかってはいましたが。
2019年に後継機種のSL-D502が販売されました。構造が少し変わって、クラスDアンプが搭載されたようです。ちょっとお値段が高いかな。
せっかくの新築。迷っているなら将来のために空配管だけでも施工しておこう!!
新築時なら比較的費用をかけずに空配管を施工しておくことが可能です。
将来的にホームシアターを楽しむ可能性があるのなら、空配管を仕込んでおくと良いです。
後からでも配線を上手に隠すことは可能ですが、どうせならスッキリさせたいですよね。
部屋の広さに応じてですが、可能性のある数だけ空配管を仕込んでおけば後悔することは無いと思います。
Dolbyのスピーカー配置ガイドが参考になるので、興味がある方は一度見てみましょう。
我が家はコストダウンのため、下地や空配管のみ工務店にお願いし、配線やプロジェクターや各スピーカーの設置はDIYしました。
事前にしっかり計画さえ立てておけば、配線や設置はDIYでも十分可能です。
私はExcelで配置図を作り、下地の位置や空配管の流れを工務店と調整しました。
今回はスピーカーと配線関係のお話でした。完全に趣味の話ですね。
拙い文章ですが最後までお付き合い頂きありがとうございます。